【モルディブ③】シックスセンシズラーム ドルフィンクルーズ&スパ詳細(失敗談あり)

クルーザーに乗り込んでクッションに横たわる画像

モルディブ・ラーム環礁のナチュラル&ラグジュアリーなリゾートホテル、『シックスセンシズラーム』(Six Senses Laamu)の旅行記をシリーズでご紹介しています。

今回は3回目の『ドルフィンクルーズ&スパ編』です。

昼と夜の水上ヴィラ詳細と美しい海の様子は、『シックスセンシズラームの水上ヴィラ詳細(昼編・夜編)』でそれぞれレポートしています。ぜひご覧ください。

だいぶ前(2013年!)に訪れた記録ですが、現在のシックスセンシズラーム公式HPでも設備などに大きな変化はないようなので記事にさせていただきました。
コロナ禍の出口が見え始めた今(※2022年6月現在)、贅沢な旅先の候補としていかがでしょうか。

目次

人気のサンセット&ドルフィンクルーズ

シックスセンシズラームには、様々なアクティビティ(現地では『エクスペリエンス』と呼ばれています)があります。

ダイビングやウォータースポーツはもちろん、無人島へのピクニック、星空の下の映画館、カメに会いに行く・・・など、ここでしか味わえないイベントがたくさん。

今回私が参加したのは『サンセット&ドルフィンクルーズ』。

日の入り時刻辺りに、イルカがラーム環礁を通り抜けることがよくあるようで、それを見ながら海洋生物学者のかたのお話なども聞けるという、シックスセンシズラームでも人気のツアーです。

そんな素晴らしいツアーで、私は大失敗をしてしまうのですが・・・

それはのちほどお話するとして、ワクワクしてツアーへ向かうところから。

クルーザーの先頭で

出発は日の入り前。まだ明るい集合場所に、皆、楽しみに集まります。

クルーザーが到着して、ぞろぞろと乗り込みます。

ドルフィンツアー待合所の画像

クルーザーのトップフロアに上ると、ブルーの床にはコテージと同じナチュラルグリーンのクッションが敷き詰められていて、皆、思い思いの場所に座ります。

クルーザーに乗り込んでクッションに横たわる画像

なぜか先頭のど真ん中の席をゲットした私達夫婦・・・

皆これまでにないシチュエーションにワクワク。写真を撮ったりして期待が膨らみます。

クルーザーに乗り込んでリラックスする乗客の画像

お気付きかもしれませんが、皆、裸足

基本、このリゾートのある島に着いた瞬間(正確には島に渡るボートに乗った瞬間)にシューズケースを渡されます。

そこで全員、靴をその中しまいます。

このリゾートで過ごす間は、お部屋でも、レストランでも、もちろんビーチでも、どこでも一日中ずーっと裸足で過ごします。

(靴を履きたい方は履いても大丈夫ですが、履いてるかたは少数でした)

本当に、足元からナチュラル・リラックスリゾート

解放感にあふれています。

さて、そうこうしているうちに全員乗り込み、左の白いシャツの海洋生物学者(と思われる)かたが、これから向かうツアーの説明をしてくれています。(英語なので、理解はなんとなくですが。笑)

海洋生物学者の方がお話している画像

ちなみに、右のエメラルドグリーンのウェアのかたは、シックスセンシズラームのスタッフです。

この時はちょうど、私達の水上ヴィラのバトラーがご担当でした。

(各お部屋には専任の『バトラー』と呼ばれるかたが付いていて、エクスペリエンスの相談や特別なリクエストなど、様々なことに親切に対応してくれます)

さあ、かわいいイルカと素敵なサンセットを眺めに、とうとう出発です!

約60分のクルーズとなります。

クルーザーから見た海の画像

エメラルドグリーンの海から離れて、沖の深い海まで来ました。

広い大海原をクルーザーがゆったりと進んでいきます。

先頭での眺めは最高です。

クルーザー先頭で眺めている画像

クルーザー1階の先端にはスタッフが1人いて、イルカを探してくれています。

見つけると、「ドルフィン!」と声を上げて教えてくれるんです。

クルーザーの先頭の画像

写真は撮れませんでしたが、何頭か、跳ねるイルカを見ることができましたよ。

ドルフィンツアーで大失敗?

しばらくすると・・・

なんと船上では、皆にカナッペとスパークリングワインが振る舞われます!

クルーザーの上でスパークリングワインの画像

船上のクッションに寝そべりながらスパークリング・・・

なんて最高のシチュエーション。

・・・と、ここで問題が。

お酒が振る舞われることをすっかり忘れていた私。

クルーザーに乗る前にコテージのお部屋で、船酔いするかな・・・と思い、酔い止めの薬を飲んでしまっていたのです。

基本、お薬とアルコールの併用はNGです。

しかし、知識不足とこの美しいスパークリングワインを前に、「一口なら?」と口を付けてしまいました。

・・・ほどなくして、この特等席から退くことに。

クルーザーの階下でバケツと一緒に吐き気と戦うことになってしまいました・・・

クルーズを楽しんだのは約30分弱。

サンセットの風景は全く記憶にありません。笑

酔い止めを飲んだらお酒の接種は控えましょう。

(少量だとしても副作用のリスクが高まる可能性などがあるそうです)

今後の教訓となりました。

シックスセンシズラームの素晴らしさとは

不幸中の幸い、というのでしょうか。

気分が悪くなってからというもの、同乗していたバトラーの優しさと気遣いは心にしみました。

クルーザーでは頻繁に様子を見に来て声をかけてくれ、下船したあとも、体調最悪の私にしばらく夫とともに付き添ってくれるなど、繊細な心遣いをしてくださったのです。

こんなに迷惑をかけてしまったにもかかわらず、少しでも滞在をよいものに変えようとしてくれる

シックスセンシズラームのホスピタリティの深さを身に沁みて実感した出来事でした。

シックスセンシズのスパ

さて、お次はスパのお話。

シックスセンシズブランドの正式名称は、『シックスセンシズホテルズ リゾーツ スパ』(Six Senses Hotels Resorts Spas )。

その名の通り、シックスセンシズの各ホテルはスパに力を入れていて、その土地の特徴を生かしたトリートメントで日常の疲れを優しく和らげてくれます。

ここ、シックスセンシズラームでも、何十種類と多岐に渡るメニュー、そして特徴的なトリートメントルームで、至福のスパ体験を提供してくれます。

レセプション

後日、体調はなんとか回復し、楽しみにしていたスパへ。(スパはリゾートに到着してから予約をとるシステムでした)

まずはレセプション。

やわらかく光が差し込む、おしゃれな空間。

スパのおしゃれなレセプションの画像

受付を済ませると、待合室へ。

スパのおしゃれな待合室の画像

奥のスペースにはトリートメントに使われるオイルなどが飾られています。

スパの入り口のナチュラルな商品棚の画像

トリートメントルーム

専用のルームで着替えなどをすますと、いざ、『ネスト』と呼ばれるトリートメントルームへ。

ネストから見える海の画像

森林からのマイナスイオンを取り込むためにあえて陸地に建てられているという、シックスセンシズラーム名物のトリートメントルーム、『ネスト』。(ネストは、日本語で『鳥の巣」という意味です)

奥には海も見え、森林の音と波の音を聞きながら、最高にリラックスした時間を過ごせます

天然由来の成分を使用したトリートメントプロダクトで、熟練のセラピストによるマッサージが受けられます。

スパ内のオイルなどの画像

ネスト内にある、シャワーブース。(私たちのトリートメントではこちらは使用しませんでした)

ネスト内のシャワーブースの画像

ネスト内にある洗面台。

ネスト内のナチュラルな洗面台の画像

私たちが受けたのは、60分の全身トリートメント。

正式なメニュー名は忘れてしまったのですがリンパドレナージュが入っていたと思います。

見事に流れるように全身くまなくほぐされるような施術で、終始ウトウトと眠ってしまうようなリラックス感。

夫は肩こりが治ったと喜んでいました。

リラックスルーム

終わったら、着替える前にリラックスルームへ。

スパ後のリラックスルームの画像

優しい灯りと波の音を聞きながら、チェアベッドでリラックスタイムです。

スパ後のリラックスルームのベンチの画像

飲み物もいただけます。

この日は少し肌寒かったので、温かいハーブティーを。ココナツのお菓子つきです。

スパ後のお茶の画像

波の音を聞いてボーっとしながら、簡単なアンケートに答えます。

スパ後のアンケートの画像

着替え

リラックスタイムが終わったら、こちらでシャワーを浴びて、お着替えです。

スパ後のシャワールームの外観の画像

専用のルームでお着換え。

ここにある洗面台もナチュラルで素敵。

スパ後の着替える場所のナチュラルな鏡の画像

蛇口は小鳥になっています。細部までかわいいつくり。

アメニティもちゃんと準備されています。

スパ後の着替える場所のおしゃれな洗面台の画像

心地よさにボーっとしながら、水上ヴィラへ戻ります。

以上、至福のスパ体験でした。

終始、経験したことないナチュラルで贅沢な時間を、最高にリラックスして過ごすことができます。

まとめ

旅にハプニングはつきものとは言っても、クルーズでは不注意でやらかしてしまったので本当に反省です。

あわせて体調管理も重要だとあらためて実感しました。

そして、そこでモルディブリゾートの真の素晴らしさを見た気がしました。

クルーズでもスパでも、英語が喋れなくても大丈夫です。

スタッフの皆さんは、素晴らしいホスピタリティでおもてなししてくれます

当時(2013年)は日本人スタッフの方も2人いましたので、いざとなったら相談もできます。

(まったくの余談で、人それぞれだとは思いますが、私がホスピタリティの素晴らしさを感じたのは、ここモルディブとカンボジアです。カンボジアもそのうち記事にできたらと思います。)

次回は『お食事編』です!

こちらも経験したことのない素晴らしさだったので、ぜひご覧いただければと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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